もう30年近く前ですか。雑誌「MSX FAN」で連載されていた飯島健男の「ゲーム制作講座」。ゲームクリエイターにあこがれていたうまばく少年は毎月楽しみに読んでいました。そのなかで強烈に覚えているのが「ゲームクリエイターになりたかったら人前で奇行してみろ。そして人のリアクションを観察しろ」というものでした。
ここから俺の人生は狂ったといってもいいかもしれません・・・
真面目なプレゼンの際に「型にハマった発表じゃつまんないなー・・・せや!」と場違いな発言をしてドすべりすることがよくあるのは完全にこの文章のせいです!
こんなふうに子どものころに読んだ文章や体験で、いまだに鮮明に記憶に残り、人生の行動規範になっているものって皆さんありますか? 私はけっこうあります。もちろん子どものころの記憶なんて大半が忘却の彼方なんですが、そのなかのわずか、欠片みたいたものが自分の人生を左右していると感じます。
うちの3人の子どもたちも、今この時間、なにげない体験を大人になっても覚えてくれているかもしれない。そんなふうに今日ふと思いました。
以上です。