「本当にやりたいこと」とは
おととし(2020年)八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで自分の「本当にやりたいこと」を定めました。「本当にやりたいこと」=「好きなこと」×「得意なこと」×「大事なこと」というシンプルな公式。ぜひ皆さんも試してほしいです。
今年「得意なこと」が大きく補強された
基本的に「本当にやりたいこと」は2年前のときと変わっていないのですが、2022年に自分の「得意なこと」に決定打が生まれました。それは「俺、数字で物を考えるのがメチャメチャ得意だわ」ということです。自分の勝ち筋は数字処理力である。これに迷いがなくなりました。
きっかけは仕事の最中
昨年ホワイトカラーの事務職場に異動し、ヒーコラヒーコラ言いつつ、慣れない職場で事務作業をこなしていました。で、ある日、気づいたんです。
「ひょっとして・・・俺、この界隈の誰よりも数字に強くね?」
今までは生粋の事務職の皆さんのほうが、異動したての俺よりも仕事できると思っていました。まあ、それは当然で、事務のエキスパートのほうが事務全般はできます。ただ、こと「数字処理力」に関してだけみると、理系の研究職経験のある私のほうがキレッキレにキレているんです。事務職ばかりの今の部署のなかで、一人だけ異質な球種を投げている。そんな感覚をおぼえました。
思い返してみれば数字ばかりの人生だった
思えば小学生のときはドラクエの装備データをノートにまとめていたし、中学高校のときはテストの点数や偏差値という数字稼ぎにかまけ、大人になってからはビートマニアのスコアアタックに熱中。さらには朝から晩までパチンコ屋に入り浸って数字や確率ことばかり考えながら過ごし、最近ではポイ活、株のデータ分析に没頭しています。
これらは誰からも言われることなく自然と、息をするように何の抵抗もなく、ふと気づけば体が勝手にやっているのです。
「そうか!これが俺の得意なことだったんだ!」
ひたすら尖っていく
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』のなかでは「短所を克服しても何もならない。長所をひたすら伸ばせ」とあります。
中学生のときにハマった「ソード・ワールド」というRPGでも、一番高い職業のレベルが冒険者レベルだったのを思い出しました。経験値は多職種に振り分けるよりも、一つの職業に集中させたほうが冒険者レベルは高くなるのです。(今のソード・ワールドのルールは知らないですが。)
コミュ力とか協調性とかその辺は最低限レベルでお茶を濁し、ひたすら数字のスキルだけを磨いた変態として生きていく決意を持った2022でした。